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店舗とECの商品情報を一元管理するPIMとは?オムニチャネル対応の選び方

店舗とECの商品情報を一元管理するオムニチャネルPIMのイメージ

 

目次
  • 複数チャネル時代に高まる商品情報の課題
  • オムニチャネルPIMとは
  • 店舗とECで商品情報がバラバラになる原因
  • PIMで実現する「1つのデータベースから全チャネルへ」
  • EC・店舗の両方で使えるPIMの選定ポイント
  • マルチチャネルとオムニチャネルの違い
  • まとめ

 

複数チャネル時代に高まる商品情報の課題

自社EC、モール(Amazon・楽天など)、実店舗、紙カタログ、Webサイト——商品を売る・伝えるチャネルは年々増えています。ところが多くの企業では、チャネルごとに商品情報を個別に作り込んでおり、同じ商品なのに媒体によって表記や情報が食い違うという問題が起きています。

「ECには載っているスペックが店舗の販促物にない」「価格改定がECだけ反映され、カタログは古いまま」といった不整合は、顧客の不信や問い合わせ増加につながります。チャネルが増えるほど更新の手間も比例して膨らみ、担当者の負荷は限界に近づきます。こうした「複数チャネルの商品情報をどう一元管理するか」という課題を解決するのがオムニチャネルPIMです。

オムニチャネルPIMとは

オムニチャネルPIMとは、店舗・EC・モール・カタログ・Webサイトなどあらゆる販売チャネルの商品情報を、1つのデータベースで一元管理し、各チャネルへ最適な形で配信する仕組みを指します。PIM(商品情報管理)の役割を、オムニチャネル運用に特化させた考え方です。

オムニチャネルPIMでは、商品情報を「1か所で正しく整える → 各チャネルの仕様に合わせて自動で出力する」という流れを作ります。これにより、どのチャネルでも同じ正確な商品情報が、最小の更新工数で届くようになります。PIMの基本については「PIMとは?」もあわせてご覧ください。

店舗とECで商品情報がバラバラになる原因

店舗とECで情報が食い違ってしまう背景には、いくつかの典型的な原因があります。

  • 管理ツールがチャネルごとに分かれている:ECはEC管理画面、店舗はExcel、カタログは制作会社入稿用データ、と情報の置き場所が分散している
  • 更新の起点が一本化されていない:誰がどのチャネルを更新するか曖昧で、反映漏れが発生する
  • 項目や表記のルールが統一されていない:同じ属性でもチャネルごとに名称・単位・表記がバラバラ
  • 画像・スペックの最新版がどれか分からない:版管理ができておらず、古い情報が残り続ける

これらはツールの問題というより、「正となる商品情報の置き場所(マスタ)」が存在しないことが根本原因です。マスタを一元化しない限り、チャネルが増えるたびに不整合のリスクは膨らみます。

PIMで実現する「1つのデータベースから全チャネルへ」

PIMを導入すると、商品情報の管理を次のように変えられます。

1. 商品情報を1か所に集約する

スペック・価格・画像・説明文・多言語データを、PIMという単一のデータベースに集約します。これが全チャネルの「正本」になります。

2. チャネルごとの形式に自動変換して配信する

同じ商品情報を、自社ECにはEC用フォーマット、モールにはモール用項目、カタログには組版用データ、店舗用販促物には必要項目だけ——と、チャネルごとの仕様に合わせて出力します。1か所を直せば全チャネルに反映されるため、更新漏れがなくなります。

3. 在庫・価格など変動情報も連動できる

ERPや在庫システムと連携すれば、価格改定や在庫状況をPIM経由で各チャネルに反映できます。「在庫切れ商品をECで自動的に非表示にする」といった運用も可能になります。

結果として、どのチャネルでも一貫した商品体験を、最小の運用工数で提供できるようになります。これはBtoB・BtoCを問わず、複数チャネルを持つメーカー・卸・小売に共通するメリットです。

EC・店舗の両方で使えるPIMの選定ポイント

オムニチャネル運用を見据えてPIMを選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。

ポイント1. マルチチャネル配信に対応しているか

自社EC・モール・カタログ・店舗販促など、必要なチャネルへの出力に対応しているか。チャネルごとに項目や表記を変換して出力できる柔軟性が重要です。

ポイント2. 紙とデジタルの両方に出力できるか

店舗で配る紙の販促物・カタログと、Web・ECの両方を扱うなら、カタログ自動組版とWeb出力の両対応が効きます。紙とデジタルを別々に作る手間がなくなります。

ポイント3. 既存システム(ERP・在庫・EC)と連携できるか

価格や在庫の変動を反映するには、基幹システムやECカートとのデータ連携が前提です。API・CSVなど連携手段を確認しましょう。

ポイント4. 項目設計の柔軟性と運用のしやすさ

商品カテゴリごとに異なる属性を柔軟に設定でき、担当者が無理なくメンテナンスできるかも重要です。導入後にExcel運用へ逆戻りしないために、運用負荷の低さは見落とせません。

マルチチャネルとオムニチャネルの違い

よく混同される2つの言葉ですが、商品情報管理の文脈では次のように整理できます。

観点マルチチャネルオムニチャネル
考え方チャネルを複数持つチャネルを横断して体験を統合する
商品情報チャネルごとに用意1つの正本から全チャネルへ
顧客から見るとチャネルごとに情報が異なりうるどのチャネルでも一貫した情報

PIMは、まず「1つの正本から全チャネルへ配信する」マルチチャネルの土台を作り、その先の一貫した顧客体験=オムニチャネルを支える基盤になります。

あかがねの3つのPIM製品

あかがねでは、目的に応じて使い分けられる3つのPIM製品をご用意しています。
自社の課題に最も近い製品をお選びいただけます。

KOKONIDAS

(ココニダス)

商品情報のハブ

商品情報を一元管理し、社内外で共有・連携する「ハブ型」PIM。複数チャネルへの柔軟な出力と、データ制作支援が強み。

この記事に関連する製品

Pimlus

(ピムラス)

カタログ自動生成

高度な自動組版で、紙カタログ・Webカタログ・EC を1つのデータベースから自動出力。制作工数を大幅に削減。

ERAVIDAS

(エラビダス)

対話型製品データベース

設計者・購買担当者の条件入力に応じて、最適な型番・価格・納期・CADを瞬時に応答。問い合わせ対応を自動化。

まとめ

店舗とECの商品情報を一元管理するポイントを整理します。

  • 不整合の根本原因は「正となる商品情報の置き場所(マスタ)」がないこと
  • PIMで商品情報を1か所に集約し、チャネルごとの形式に自動変換して配信する
  • 選定時は、マルチチャネル配信・紙とWebの両対応・既存システム連携・運用のしやすさを確認する

あかがねが提供するPimlus(ピムラス)は、商品情報の一元管理からカタログ・Webカタログ・ECサイトへの自動配信までをワンストップで実現するPIMです。紙とデジタルを1つのデータベースから同時に生成でき、複数チャネルの更新工数を大幅に削減します。またKOKONIDASは、商品情報のハブとして各システム・チャネルとの連携を支えます。

「店舗もECもカタログも、商品情報をまとめて管理したい」という企業様は、ぜひお気軽にご相談ください

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