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産業用カメラモジュールメーカーの導入事例|モジュラー製品の組み合わせ選定を支援するプロダクトファインダー

産業用カメラモジュール(機械ビジョン向け)を開発・提供するメーカー様が、OEM メーカーやシステムインテグレーター向けにモジュラー製品の組み合わせ選定を支援するプロダクトファインダーを ERAVIDAS で構築されました。光学モジュール・SoC・インターフェース・マウントなど、組み合わせ自由度の高い製品ラインを「分かりやすく選べる」サイトとして実現した事例として紹介します。
※ご紹介する内容は、お客様のご要望により匿名化しています。
導入企業の概要
本事例の導入企業様は、産業用カメラモジュール(機械ビジョン)を開発・提供する専門メーカーです。OEM メーカーやシステムインテグレーター(SIer)向けに、カスタムカメラソリューションを構築するための「モジュラー製品ライン」を展開しています。光学モジュール・センサーボード・インターフェース・マウント・トライアルキットなど、複数のコンポーネントを組み合わせて使う製品体系が特徴です。
導入前の課題
課題 1. モジュラー製品の組み合わせが複雑
「光学モジュール × SoC × インターフェース × マウント」の組み合わせ次第で、対応する用途や仕様が大きく変わります。OEM・SIer の設計者が「自分たちの用途に合う組み合わせはどれか」を判断するためには、複数の製品ラインを跨いで情報を集める必要がありました。
課題 2. 技術仕様書・データシートが分散
各製品ラインのスペック表・データシート・PDF カタログが分散しており、設計者が必要な情報にたどり着くまでに手間がかかっていました。Web 上で完結する自己解決の動線が整っておらず、結果として営業・技術窓口への問い合わせが増えていました。
課題 3. トライアルキットの周知が不十分
導入検討段階の顧客が試せる「トライアルキット」があるにも関わらず、メインカタログとの動線が整理されておらず、見込み顧客に十分にリーチできていませんでした。
ERAVIDAS で実現した解決策
本企業様は、ERAVIDAS を導入することで以下のような商品検索体験を構築されました。
- 「モジュールカメラ」「モジュール(光学・SoC・インターフェース・オプション)」「トライアルキット」を主要カテゴリとして整理
- 各カテゴリ配下にシリーズ・型番を階層的に配置
- シリーズ詳細ページからスペック表・データシート・PDF カタログ・関連リンクを集約
- トライアルキットへの動線を主要カテゴリレベルで明示し、見込み顧客の試験導入を促進
活用された主要機能
機能 1. 階層カテゴリによる製品ライン整理
モジュラー製品の特性に合わせて、ERAVIDAS の階層カテゴリ機能を活用しました。製品ライン → サブカテゴリ → シリーズ → 型番という流れで、設計者が直感的に目的のコンポーネントにたどり着けるよう設計されています。
機能 2. PDF カタログ・データシート配信
シリーズ単位で PDF カタログ・データシートを登録し、製品詳細ページから直接ダウンロードできるよう設定しました。OEM・SIer の設計者が選定の途中で必要な技術資料を即座に入手できる体験を実現しています。
機能 3. キーワード検索・型番検索
カタログを辿らずとも、型番やキーワードから直接検索できる機能で、ベテラン設計者の「目的の型番は分かっているがどこにあるか分からない」ニーズにも対応しています。
機能 4. 関連コンポーネントへの導線
シリーズ詳細ページでは、関連する他のモジュール(光学・SoC・インターフェース等)への動線を提供することで、組み合わせ提案を強化しました。
導入後の効果
- OEM・SIer の設計者が、Web 上で組み合わせ選定を完結できるようになった
- 「どのモジュールが対応するか」という定型的な問い合わせが減少
- 営業・技術部門は本質的なコンサルティング相談に時間を充てられるようになった
- トライアルキットへの動線が明確になり、新規導入検討顧客の導入障壁が低下
本事例から得られる示唆
本事例は、モジュラー設計のコンポーネント製品を扱うメーカー全般に応用できる事例です。特に以下のような企業様に参考になります。
- OEM・SIer を主要顧客とする部品・コンポーネントメーカー
- 製品の組み合わせ自由度が高い企業
- 技術仕様書・データシートの配信を Web で完結したい企業
- トライアルキット等の試験導入を促進したい企業
まとめ
本事例では、ERAVIDAS の階層カテゴリ・PDF 配信・キーワード検索を活用することで、モジュラー製品の複雑な組み合わせ選定を自己解決できるプロダクトファインダーを構築しました。同様の課題を抱える製造業の方は、お気軽に ERAVIDAS のサービスページ や 資料ダウンロード をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. モジュラー製品の組み合わせ選定にはどんな機能が必要ですか?
階層カテゴリ・キーワード検索・関連製品への導線・データシート配信の組み合わせが基本です。本事例でもこれらを ERAVIDAS の標準機能で実現しています。
Q2. データシートや PDF カタログの配信は柔軟にできますか?
はい。シリーズ単位で複数のファイルを登録でき、製品詳細ページからダウンロードできます。会員制配信も可能です。
Q3. 組み合わせ条件で絞り込む機能はありますか?
はい。ERAVIDAS のスペック絞り込み(パラメトリック検索)機能を組み合わせれば、複数のスペック条件で対応製品を絞り込めます。
Q4. 構築期間はどれくらいですか?
製品マスターの整備状況によりますが、一般的には 2〜4 か月で構築できます。本事例も短期間で立ち上げを実現しました。