1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

メディア

記事公開日

製造業のEC出品を効率化する商品データ作成術|複数モールへの一括展開方法

製造業のEC出品効率化のイメージ

 

製造業のEC出品が抱える3つの課題

製造業がモノタロウ・アズワン・Amazonビジネスなど複数のECモールに商品を出品する際、共通して直面する課題があります。EC販路の拡大を目指すほど、これらの課題は深刻化します。

課題1. モールごとに異なるフォーマット

各ECモールは独自の商品データフォーマット(CSVテンプレート)を定めています。必須項目の違い、属性名の表記ゆれ、画像サイズの規定など、モールごとに仕様が異なるため、同じ製品でもモールの数だけデータを作り分ける必要があります。

例えば、ある産業用部品では「外径」という属性が、あるモールでは「外径(mm)」、別のモールでは「サイズ_外径」といった項目名で登録を求められます。製品点数が数千点を超える企業では、この変換作業だけで膨大な工数が発生します。

課題2. 手動登録による限界

多くの製造業では、Excelで商品マスターを管理し、各モールのCSVテンプレートに手動でコピー&ペーストしています。この方法では、製品数が増えるほど作業時間が比例して増加し、担当者の負担が限界に達します。

さらに、新製品の追加やスペック変更が発生するたびに、全モールのデータを個別に更新する必要があり、タイムリーな情報反映が困難になります。

課題3. モール間の情報不整合

手動でデータを作成・更新していると、モール間で価格やスペック値が食い違う「情報の不整合」が発生します。あるモールでは旧価格のまま、別のモールでは新スペックに更新済み、といった状態が生まれ、顧客からのクレームや信頼低下につながります。

商品データ一元管理の仕組み

これらの課題を根本的に解決するのが、PIM(商品情報管理システム)をマスターデータの唯一の正解(Single Source of Truth)とする考え方です。

PIMをマスターにする理由

PIMとは、製品のスペック・価格・画像・説明文などの商品情報を一元管理するシステムです。Excelや社内システムに分散していたデータをPIMに集約することで、以下のメリットが得られます。

  • データの一元化: すべての商品情報が1か所に集まるため、「どのデータが最新か」で迷わない
  • 更新の即時反映: PIM上でデータを変更すれば、各モール向けの出力にも自動反映される
  • 属性の構造化: 製品カテゴリごとに必要な属性(サイズ、材質、耐熱温度など)を定義し、漏れなく管理できる

ExcelマスターからPIMへの移行

「現在Excelで管理しているデータをどうPIMに移すか」は、多くの企業が懸念するポイントです。実際には、PIMシステムの多くがExcelからの一括インポート機能を備えており、既存データの移行はスムーズに行えます。

移行の際に重要なのは、属性名の統一と不要データの整理です。この「データクレンジング」のプロセスを経ることで、長年蓄積された表記ゆれや重複データが解消され、データ品質が大幅に向上します。

複数ECモールへの一括展開方法

PIMでマスターデータを整備したら、次は各ECモールへの一括展開です。具体的には、以下のようなフローで自動変換を実現します。

マスターデータからの自動変換フロー

  1. マスターデータの整備: PIMに製品情報(スペック・画像・説明文・価格)を登録
  2. モール別マッピングの設定: PIMの属性名と各モールの項目名の対応関係を定義
  3. 自動変換・出力: マッピング設定に基づいて、各モール向けのCSVデータを自動生成
  4. 一括アップロード: 生成されたCSVを各モールの管理画面からアップロード

このフローの最大のポイントは、「マッピング設定」を一度作れば、以降の更新はPIMのデータ変更だけで済む点です。新製品の追加やスペック変更が発生しても、PIMを更新してCSVを再出力するだけで、全モールに最新情報を展開できます。

画像データの自動変換

ECモールごとに画像サイズや形式の規定が異なります。PIMに高解像度のマスター画像を登録しておけば、各モールの規定に合わせた画像のリサイズ・フォーマット変換を自動化できます。これにより、画像の再加工にかかる工数も大幅に削減されます。

EC出品を効率化する3つのポイント

ポイント1. 属性の標準化

EC出品の効率化は、商品属性の標準化から始まります。製品カテゴリごとに「どの属性が必要か」「単位はどう表記するか」「選択肢はどう定義するか」を標準化しておくことで、データの入力品質が安定し、モール間の変換精度も向上します。

ある電子部品メーカーでは、約8,000点の製品属性を標準化したことで、新モールへの展開準備期間を従来の3分の1に短縮しています。

ポイント2. 画像命名規則の統一

商品画像のファイル名を「製品型番_角度_連番.jpg」のように規則的に命名しておくことで、PIMへの登録や各モールへの紐付けを自動化できます。命名規則が統一されていないと、画像の特定・紐付け作業が手動になり、大きなボトルネックとなります。

ポイント3. 更新フローの自動化

PIMのデータ更新から各モール向けCSVの出力までを自動化するワークフローを構築しましょう。承認フローを組み込むことで、未確認のデータが誤って公開されるリスクも防げます。

定期的な価格改定やスペック変更が多い企業では、スケジュール出力機能を活用して、毎週決まったタイミングで最新データを自動出力する運用も有効です。

まとめ

製造業のEC出品を効率化するポイントは、以下の3つです。

  1. PIMによるマスターデータの一元管理(散在するExcelデータの統合)
  2. モール別マッピングによる自動変換(フォーマット違いの吸収)
  3. 属性標準化・画像命名規則・更新フローの整備(運用品質の安定化)

あかがねが提供するKOKONIDAS(ココニダス)は、商品情報を受け渡しするハブとして機能するPIMシステムです。マスターデータを一元管理し、ECモール・社内システム・Webサイトなど複数のチャネルへ必要なフォーマットで商品情報を共有・連携できます。

「モールごとにデータを作り直す工数をなくしたい」「EC出品のスピードを上げたい」といった課題をお持ちの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください

無料相談・お問い合わせ

EC出品や商品データ管理に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

複数モールへの効率的な商品展開を支援します。

ご相談内容例

  • ECモールへの出品を効率化したい
  • 商品データを一元管理したい
  • 複数モールの情報を統一したい

無料で相談する

資料ダウンロード

KOKONIDASのサービス概要資料をご用意しました。

商品情報の一元管理とEC連携の仕組みをぜひご確認ください。

資料内容例

  • KOKONIDASサービス概要
  • EC・外部システム連携
  • 導入事例

KOKONIDAS資料をダウンロードする